2025年3月29日土曜日

今治の旧配水流量所




大谷墓地近くに、戦前のものと思われる今治市水道局(当時)所有の馬越配水池からの旧配水流量所の建物が残っている。ほとんど誰も気が付かない場所にある朽ちるがままに放置された小さな建屋。中央に旧今治市章に「水」の字を図案化したマークがあり、建物内部には配電盤も残っていた。

愛媛県今治市山方町 年代不詳(戦前?)

2025年3月22日土曜日

鈍川発電所




昭和橋

愛媛水力電気株式会社により認可出力515kwで操業を開始した水力発電所。木地川の更に1.5㎞ほど上流部の堰堤から取水し、水圧管の長さ約500m、有効落差約138m。今も現役で活躍している水力発電所で、最大出力800kwに増強され玉川全域に電気を供給している。木造平屋寄棟造りの建屋は、窓などは改変しているが当時の面影をよく残している。また旧鈍川小学校前にある昭和橋は昭和3(1928)年 の架橋。

愛媛県今治市玉川町鈍川 大正9(1920)年

2025年3月15日土曜日

氷見の戦争遺産2



石鎚開発の資材置き場(工藤家所有地)には、戦時中に掘られた弾薬や燃料の保管庫だった壕が今も残っている。穴の入り口付近は石積みやコンクリートで補強され、内部は素掘りのままだが広く迷路のようになっていた。プレハブの建物の下にも地下壕があり、現在も使われているため吹き付けやブロックで補強されていた。

工藤家軍用地下壕 愛媛県西条市氷見 太平洋戦争中

2025年3月8日土曜日

氷見の戦争遺産1



西条市氷見には太平洋戦争当時、海軍航空隊の飛行場(のちの小松ゴルフ、現西条小松太陽光発電所)があって、約4㎞南の切川地区には今も飛行場に関連する軍用地下壕が現存する。山を貫いて網の目のように掘られた総延長200mにも及ぶ地下壕は、素掘りのため天井の土砂が落ち堆積していたが、予想以上にきれいな状態で残っていた。通信機能を移転しようとした形跡もあるそうだ。

切川軍用地下壕 愛媛県西条市氷見 太平洋戦争中

2025年3月2日日曜日

旧新田産婦人科

昭和16(1941)年頃に建てられた大洲市大洲の旧新田産婦人科が、四国や瀬戸内のものづくりや地域の文化を伝えるアンテナショップ「うなぎの寝床愛媛大洲店」として再生している。また年代は不明だが、同じく大洲市大洲の小谷商店本店は、町角に建つ和洋折衷の建物でコーナー部2階の2本のイオニア式オーダーが特徴。


旧新田産婦人科

小谷商店本店

大洲城前の古民家を再生したホテル

大洲市長浜

歴史的な町並みが多く残り「伊予の小京都」と呼ばれる大洲市はいま、外国人に人気の観光地になりつつある。官民を挙げて古民家を再生、ホテルなどに転用する事業が実を結んだためで、持続可能な町づくりにつながっている。このような取り組みが今後も続いてほしい。