2024年4月20日土曜日

至徳堂

中江藤樹は日本陽明学の始祖で、後年「近江聖人」と称えられた江戸初期の儒学者。近江国(滋賀県)に生まれ、9歳のころ伊予国(愛媛県)に来て、成長して大洲藩家臣となり、独学で儒学を究め、徐々に好学の藩政を醸成する。その藤樹の遺徳を偲び屋敷跡があったとされる大洲高等学校内に、古い和風建築で落ち着いたたたずまいの旧邸が復元され、書院「至徳堂」と名付けられた。愛媛県指定史跡。

愛媛県大洲市大洲 昭和14(1939)年

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