2024年4月13日土曜日

今治市桜井地区

燧灘に面し志島ヶ原を有する今治市桜井地区。菅原道真がこの地に辿り着いたことで、桜井に縁ある「志島」「綱敷」「衣干」の呼び名が生まれた歴史の舞台だ。かつての天領地で御用米を運ぶ港として栄え、廻船業の拠点地となった。廻船業者が各地を巡って漆器を販売するようになると「椀船行商」が始まり、やがて桜井漆器の産地として発展した。そして現在は海老や鯛、蟹など瀬戸内海の豊かな地魚が獲れる港町として、かつての美しい風情を残している。そんな桜井地区に残る懐かしい近代建築を集めた。

旧銭湯



天神橋 大正15(1926)年

個人宅

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