2022年1月1日土曜日

旧大洲商業銀行




明治時代後期の大洲は養蚕業や製糸業で隆盛を極め、銀行は繭を抵当に融資していたため、繭の保管所として建てられたのがこの銀行です。イギリス積みの赤煉瓦構造、寄棟屋根に和瓦を葺き鬼瓦に商の字を入れた和洋折衷の造り、明治の息吹が香る洒落た洋館です。平成3年に大改造を行い、大洲市の観光拠点「おおず赤煉瓦館」としてオープン。市の歴史資料や物産の数々を展示したれんが工房やギャラリーなどになっています。

愛媛県大洲市大洲 明治34(1901)年

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