2020年7月4日土曜日

関屋川砂防堰堤群


丹原町の三島神社の参道を分断するように、砂防堰堤(さぼうえんてい)が築かれている。堰堤とは川の水(この場合は土砂)を他に引いたり、流れを緩やかにするために築かれた堤防の事で、簡単にいうと「砂のダム」。約1.2kmの間に高さ約2m、幅約25mの堤防が階段状に55基も並んでいる。70年以上経過した今日でも、その機能を十分果たし、規模や設計技術の面からも、注目に値する歴史的建造物であるといえる。

愛媛県西条市丹原町関屋 昭和7(1932)年~10(1935)年頃

0 件のコメント:

コメントを投稿