2024年5月4日土曜日

岩城郷土館(旧三浦邸)

江戸時代に重要な港としての役割を果たしていた岩城島には、松山藩の島本陣とされた「三浦邸」が置かれていた。三浦邸は塩田開発や回船業で繁盛した豪商で、藩の公的な接待の場所としてその邸宅が使われた。部屋の間取りや庭園などに島本陣としての風格をうかがわせる貴重な建物だ。大正・昭和期には若山牧水・吉井勇が訪れ歌を残している。昭和52年に御成門や主賓の間、畳敷きの便所などが修復され郷土館として開館した。

愛媛県越智郡上島町岩城 江戸時代

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