2021年11月13日土曜日

高橋邸



「止談風月無用者可入」という墨書の看板が出迎えてくれる高橋邸。「ただ風月を談じるなら、用事がなくても屋敷に入りなさい」という意味。遠来の人と時を談じ、文化を語った人高橋吉衡翁の生家であり、日本のビール業界の繁栄に貢献し、戦後の経済復興に通産大臣として大きな業績を残した高橋龍太郎翁を育てた屋敷です。龍太郎翁の長男の高橋吉隆氏(元アサヒビール株式会社会長)が、郷土である内子町への思いを寄せられていたことから、その遺族によって寄贈されました。現在は文化交流ヴィラ「高橋邸」として、遠来の客を迎えるゲストハウス、一日一組限定の宿泊施設や地域の文化活動施設として活用されています。

愛媛県喜多郡内子町内子 昭和初期

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