白い砂浜が広がる唐子浜に佇むレンガ造りの建物は、かつて来島海峡の航行の安全を見守っていた旧大浜灯台吏員退息所(灯台職員の官舎)で、今治市湊町にありました。昭和56年の灯台撤去に伴い、吏員退息所もその役目を終え、唐子浜に解体移築され、現在は唐子浜海の子の家として活用されています。
愛媛県今治市古国分 明治35(1902)年
愛媛県今治市古国分 明治35(1902)年
道の駅マイントピア別子本館がある端出場は、別子銅山の採鉱本部が東平地区から移転された昭和5年から閉坑の昭和48年まで使用された地区で、園内には採鉱本部時代からの産業遺産が数多く遺っています。駐車場山側にある巨大なコンクリートの構造物が鉱石を貯める施設(貯鉱庫)です。貯鉱庫の上には第四通洞からの軌道敷きが延び、鉱石運搬車が貯鉱庫の上から鉱石を落として鉱石を貯める仕組みになっていました。
愛媛県新居浜市立川町 大正8(1917)年
愛媛県喜多郡内子町内子 昭和初期
愛媛県八幡浜市浜之町 昭和初期