2020年8月30日日曜日

伊予西条駅



伊予西条駅には鉄道開業時の給水塔とカーバイト庫が現存する。鉄道施設群は老朽化もあり、特に人目に触れる事のない建物ほど、取り壊される可能性が高い。しかし西条市は「新幹線の父」と呼ばれる第四代国鉄総裁「十河信二」ゆかりの地であり、エリア内には「四国鉄道文化館 北館および南館」「十河信二記念館」があるので、これら施設がいつまでも保存される事を願う。

2020年8月23日日曜日

西条市観光交流センター

昭和8年に建てられた倉庫を改築し、レトロな雰囲気の漂う西条市観光交流センターは、西条市の観光・産業情報の発信拠点としてさまざまな情報を案内しています。また市内の特産品やお土産、鉄道グッズの販売をはじめ、うちぬき試飲コーナーや石鎚山を紹介するコーナーもあります。

愛媛県西条市大町 昭和8(1933)年

2020年8月16日日曜日

矢野七三郎像台座


今治城の吹揚公園には、今治綿業の発展に尽力した矢野七三郎の功績を称えるため建立された銅像があります。花崗岩の台座は当時のものですが、像自体は太平洋戦争の金属類回収令によって撤去され、現在あるのは戦後新しく再建されたものです。

愛媛県今治市通町 明治44(1911)年

2020年8月11日火曜日

旧宗方小学校



昭和60年に閉校した宗方小学校を利用した宿泊施設が「大三島ふるさと憩いの家」です。教室を改装した客室は大・小15室で、約80名が宿泊できます。食べて、遊んで、観光できる低料金の宿として合宿や研修、家族旅行など長期宿泊も可能。沖に浮かぶ小島、南側に広がるきれいな砂浜と自然環境は抜群。遠くに来島海峡大橋も臨めます。また、映画「船を降りたら彼女の島」のロケ地の舞台になった事でも知られています。

愛媛県今治市大三島町宗方 明治10(1877)年

2020年8月2日日曜日

長浜赤橋


肱川に架かる日本現役最古の跳ね上げ式道路可動橋で、地元では「赤橋」とも呼ばれ、貴重な生活道路で、長浜のシンボルになっている。戦時中の爆撃機からの機銃掃射の跡が現在も生々しく残っている。橋の開閉は、観光用と点検を兼ねて毎週日曜の昼1時に行う。毎年冬には、冷気に霧を伴った強風が肱川を吹き抜ける「肱川あらし」が見られる事でも知られる。平成10年有形文化財登録。

愛媛県大洲市長浜町 昭和10(1935)年